fc2ブログ

築100年の住まいを解体に至った経緯 

 さてさて 皆様から もったいないとか 楽しみだね、とか 色々お話をいただきます。

築100年って簡単に壊せないですよ。実際。

まず 自分より3倍以上、この土地に建ってたという事実。

3世代前にひーじーちゃんが大工さんに建ててもらったって事。(戦争で早くに死んだらしい。) 

自分の知る限り 5家族はここの建物に住んでたことになる。

さらに 梁、組み方などみると あ”-って感じです。梁が曲がりまくって ねじれまくって まじで大丈夫か?って 感じですが 最高にいけてます。

壊すなんてもったいないって すぐに思います。かなり 手も入ってますしね。

しかし 自然、風化、法律には勝てませんね。

いろいろ 試みました。

補強したり 張りかえたり、修理したり・・・・。とにかくお金もかなりかけました。

まず 地盤は当時の物なので土管で支えられてます。ヒビが入って 補修が繰り返され割れてます。
当時 まっすぐになってただろう所は、斜めになり 補強が不可能な状態に。
隣の土地にギリギリに建ってるので、保護ができない。

向かいの公道が、年々工事を重ね、元もとの地盤の高低さが大きくなり 雨水が
自宅に流れてきてしまう。(自宅側の方が低い為)

建物の天井が低すぎて、段差が多すぎて、リフォームも 結構厳しい。
できるけど、保障や耐震基準をクリアにできない。

めちゃくちゃ広いけど 部屋が確保しにくい。

保険にも限界がある。

補修のコストを計算すると 新築の方が安全かつ経済的。

あと 一番大きかったのは 自分の人生にとって、生活しやすい環境を整えること、
自分のみではいけないということ、一番に自分ではあるが 自分を支えてくれてる家族や
皆様のことも 考慮に入れて生きるということ。
技術を向上させる為の人生の土台固めで 第二ステージに上がっていくこと。

そのために 解体が決定し スタートしてます。

さらに、解体総監督の理由は、築100年の住宅に対して

失礼な解体の仕方をしないよう見守るため、大黒柱など 丁寧に抜き取るためです。

自分なりの 築100年の住まいに対する敬意です。

衣 食 住。 大事です。